【牛込①032】牛込榎町

町番号:牛込①032

町名:牛込榎町

読み方:うしごめえのきちょう Ushigome-Enokichō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:存続

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「牛込」

現町名:新宿区榎町

概要:古くは豊島郡野方領牛込村に属し、「大木町」といった。1646(正保3)年、臨済宗蔭涼山済松寺領となる。東隣の牛込天神町に大宰府天満宮が勧請されていたのでその門前の「扇町」が訛って「大木町」といわれたと伝える。

1646(正保3)年、臨済宗蔭涼山済松寺領となる。町内の鎌倉街道口に十抱えもある老榎があったのに因んで「牛込榎町」と称した。「むかし此所野原也大木の杉一もとあり寛永のはじめ回禄によって灰燼となる其根さしのわたり七八畳も敷かるるほど也その後までもありしと也絶えて今は其址のみと也」とある(続砂子)。1745(延享2)年、町奉行支配地となる。1828(文政11)年の家数177軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、牛込大願寺門前、牛込済松寺門前、近隣の武家地・寺地を併合。同年の戸数135・人口486(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府牛込区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市牛込区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都牛込区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都新宿区に所属。「当町の通りは、早稲田の方面並びに弁天町よりの要路に当たり、天神町の大道に達する市街なれば、各商店軒を接して繁昌せり。(中略)但し其の道路はいかにも狭隘なり」(画報)。

※『角川日本地名大辞典』では読みを「えのきまち」としている。

撮影場所:牛込榎町

撮影地:新宿区榎町57番地(宗柏寺)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。