【牛込①037】牛込馬場下町

町番号:牛込①037

町名:牛込馬場下町

読み方:うしごめばばしたちょう Ushigome-Babashitachō

区分:町丁

起立:1745(延享2)年

廃止:存続

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「牛込」

現町名:新宿区馬場下町

概要:古くは豊島郡野方領牛込村に属し、1645(正保2)年に蔭涼山済松寺領となった。1745(延享2)年に町奉行支配となり、「牛込馬場下町」と称した。町名の由来は、1636(寛永13)年完成の高田馬場の東側八幡坂の下に位置したことによる(備考)。1828(文政11)年の家数117軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、牛込正覚寺門前を、1872(明治5)年には南隣の武家地を併合。同年の戸数122・人口459(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府牛込区に所属。1880(明治13)年、東京府豊多摩郡下戸塚村658~677番地を併合。当町から牛込喜久井町を経て牛込若松町に上る坂道を「夏目坂」という。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市牛込区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都牛込区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都新宿区に所属。

※『角川日本地名大辞典』では読みを「ばばしたまち」としている。

撮影場所:牛込馬場下町

撮影地:新宿区馬場下町61番地9(山口ビル東京らっきょブラザーズ 都営バス馬場下停留所)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。