【小石川①009】小石川諏訪町
町番号:小石川①009
町名:小石川諏訪町
読み方:こいしかわすわちょう Koishikawa-Suwachō
区分:町丁
起立:1696(元禄9)年
廃止:1964(昭和39)年7月31日
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「小石川」
現町名:文京区後楽二丁目
概要:1696(元禄9)年、本丸小間遣10人の拝領町屋敷となる。町名は諏訪神社による。町内の諏訪新道は小石川諏訪町起立後に設けられた。当時は袋小路になっていたので俚俗に「袋町」といった。古くこの付近が入江の頃は船宿がいくつかあったという(備考)。また1746(延享3)年の江戸町触れによると、当町の伊勢屋清右衛門が和国人参の幕府指定販売所となっている。また1851(嘉永4)年の『諸問屋再興調』には当町の家主権次郎が御府中市中湯屋惣代として記されている。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、「牛天神下広小路」、「袋町新道」と称していた地を合併。当時の戸数122・人口526(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府小石川区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市小石川区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都小石川区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都文京区に所属。
1964(昭和39)年8月1日、住居表示の実施により、後楽二丁目に編入となり消滅。
撮影場所:小石川諏訪町
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