【本郷①017】湯島三組町
町番号:本郷①017
町名:湯島三組町
読み方:ゆしまみくみちょう Yushima-Mikumichō
区分:町丁
起立:1696(元禄9)年
廃止:1964(昭和39)年12月31日
冠称:「湯島」
現町名:文京区湯島二・三丁目
概要:もとは豊島郡峡田領のうち。1616(元和2)年の家康死後、江戸に召し返された。家康付きの中間・小人・駕籠方の3組の大縄拝領屋敷となり、はじめは「駿河町」と称した。1696(元禄9)年に町屋が許され、3組の御家人の拝領地に因み、「湯島三組町」と改称。化政期(1804~1830年)の家数489軒(町方書上)、町内の南寄りの横町は駕籠方の拝領地だったので「御駕籠町」、北寄りの横町を鎹の形になっていたので「鎹町」、西の方の横町を「駿河町」と俗称した(備考)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、付近の武家地を合併。同年の戸数380・人口1,598(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府本郷区に所属。伊勢利商店・角茂等、味噌商が多く、明治期の当町の味噌の生産額は本郷・湯島地区で一番高かった。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市本郷区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都本郷区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都文京区に所属。
1965(昭和40)年1月1日、住居表示の実施により、現行の湯島二・三丁目に編入となり消滅。
撮影場所:湯島三組町
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