【下谷①025】下谷金杉下町

町番号:下谷①025

町名:下谷金杉下町

読み方:したやかなすぎしもちょう Shitaya-Kanasugi-Shimochō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1965(昭和40)年7月31日

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「下谷」

現町名:台東区三ノ輪一丁目1~25番、竜泉二丁目20番

概要:江戸初期に豊島郡峡田領金杉村のうち。奥州街道裏道沿いの町屋を分立し、江戸城に近い方を「下谷金杉上町」、遠い方を「下谷金杉下町」と称した。寛永寺領であったのではじめは寺社奉行支配だったが、1745(延享2)年に町奉行支配となった。1828(文政11)年の家数307軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数416・人口1,358(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府下谷区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市下谷区に所属。東京府北豊島郡金杉村飛地字千束を併合。1937(昭和12)年、帝都復興計画の一環により、西部の街道沿いの町域は金杉二丁目に編入となる。1943(昭和18)年7月1日、東京都下谷区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都台東区に所属。

1965(昭和40)年8月1日、住居表示の実施により、現行の三ノ輪一丁目1~25番、竜泉二丁目20番に編入となり消滅。

撮影場所:下谷金杉下町

撮影地:台東区三ノ輪一丁目23番9号(台東区立東泉小学校)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。