【浅草①029】浅草北三筋町

町番号:浅草①029

町名:浅草北三筋町

読み方:あさくさきたみすじまち Asakusa-Kita-Misujimachi

区分:町丁

起立:1872(明治5)年

廃止:1963(昭和38)年12月31日

冠称:1911(明治44)年4月30日から1947(昭和22)年3月14日までを除き「浅草」

現町名:台東区小島二丁目、三筋二丁目、元浅草三丁目

概要:1622(元和8)年、幕府書院番組屋敷その他の武家屋敷が置かれ、明治維新後は町地となり、「浅草三筋町屋敷」と称した。町名の由来は「東ノ町中ノ町西ノ町ト云ウ三ツノ通リアリ 故ニ里俗三筋町ト称」(府志料)したことに因む。

1872(明治5)年、町域を浅草東三筋町浅草西三筋町・浅草北三筋町に3分して起立。当時の戸数112・人口536(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。

帝都復興計画の一環により、1934(昭和9)年に西の一部が小島町二丁目に編入、1941(昭和16)年には大部分を三筋町二丁目に割譲。1943(昭和18)年7月1日、東京都浅草区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都浅草区に所属。

1964(昭和39)年1月1日、住居表示の実施により、1941(昭和16)年に三筋町二丁目に編入された地域とともに残余も元浅草三丁目に編入となり消滅。なお、1934(昭和9)年に小島町二丁目に編入された地域は同日、小島二丁目となった。

※『角川日本地名大辞典』では「昭和9年西の一部が小島町1丁目に編入となる」とあるが間違い。

撮影場所:浅草北三筋町

撮影地:台東区三筋二丁目13番2号(三筋湯)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。