【浅草②】三筋町

町名:三筋町

読み方:みすじまち Misujimachi

区分:俗称、町丁

起立:江戸期

廃止:不明

起立:1941(昭和16)年

廃止:存続 「三筋」として

冠称:なし

現町名:台東区三筋一・二丁目

概要:『東都浅草絵図』には「里俗三スジ町ト云」と、『大江戸今昔めぐり』の大御書院与力同心大縄地の北の道には「三筋町」とある。大御書院与力同心大縄地と東の御書院与力同心大縄地(三筋町西之町(大御番組西ノ町)、三筋町中之町(大御番組仲ノ町)、三筋町東之町(御書院番組東ノ町))の総称。

正式な町丁としての三筋町は、1941(昭和16)年、西三筋町の全域、東三筋町の全域、南富坂町の一部、南元町の一部、栄久町の一部が合併して一丁目に、北三筋町の大部分、栄久町森下町の各一部が合併して二丁目となり成立。1964(昭和39)年、住居表示の実施により、大部分の町域は小島町一・二丁目の東側一部と合併し、現行の三筋一・二丁目なり、東側一部が現行の蔵前四丁目、北側一部が現行の元浅草三丁目の一部、寿一丁目の一部となった。

※『角川日本地名大辞典』には「永久町」とあるが、「栄久町」の間違い。

撮影場所:三筋町

撮影地:台東区三筋二丁目6番(麻生ビル)

片町 三筋町東之町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。