【浅草①060】浅草芝崎町

町番号:浅草①060

町名:浅草芝崎町

読み方:あさくさしばざきちょう Asakusa-Shibazakichō

区分:町丁

起立:1869(明治2)年

廃止:1965(昭和40)年7月31日

冠称:1911(明治44)年5月1日から1947(昭和22)年3月14日までを除き「浅草」

現町名:台東区西浅草三丁目

概要:この地は徳川家康が入府するまでは田地であった。その後、埋め立てられて町屋が造られた。明暦の大火後、日輪寺、東光院、天嶽院等の寺地になるとともに、元禄年間(1688~1703年)には門前町が形成された。

1869(明治2)年、浅草日輪寺門前と浅草東光院門前を合併して起立。町名の由来は日輪寺が嘗て芝崎村(現・千代田区大手町付近)にあったことから「芝崎道場」と称し、1603(慶長8)年に当地に移転してからもそう呼ばれたことに因む(江戸往古図説)。1872(明治5)年、近隣の寺地を併せて町域を拡大。同年の戸数238・人口863(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。1936(昭和11)年、浅草新谷町の南側大部分と浅草千束町一丁目の南側一部を合併して町域を拡大し、芝崎町一~三丁目となる。もともとの地域は芝崎町一丁目となる。1943(昭和18)年7月1日、東京都浅草区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都台東区に所属。

1965(昭和40)年8月1日、住居表示の実施により、全域が西浅草三丁目に編入となり消滅。

撮影場所:浅草芝崎町

撮影地:台東区西浅草三丁目8番(西浅草日枝神社)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。