【本所①019】本所北二葉町
町番号:本所①019
町名:本所北二葉町
読み方:ほんじょきたふたばちょう Honjo-Kita-Futabachō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1929(昭和4)年
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「本所」
現町名:墨田区石原一~三丁目
概要:もとは武家地。1872(明治5)年、隣の本所南二葉町とともに起立。同年の戸数46・人口176(府志料)。町内は4区に整然と分かれていた。
1878(明治11)年11月2日、東京府本所区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市本所区に所属。本所区議会初代議長・栗本鋤雲は本所北二葉町(現在の石原三丁目)に移り住むと、本所区議会議員に選出され、初代議長の座に就いた。その卓越した手腕を発揮し、創成期の区政に貢献したが、1897(明治30)年に自邸において76歳の生涯を終えた。現在の墨田区立二葉小学校内にある「なんじゃもんじゃの木」は、鋤雲が青山六道辻で見付けた木から分かれた苗木が成長したもの。今も「鋤雲ゆかりの木」として、児童たちにより大切に育てられている。
1930(昭和5)年、帝都復興計画の一環により、石原町一~三丁目に編入となり消滅。
撮影場所:本所北二葉町
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