【深川①064】深川元加賀町
町番号:深川①064
町名:深川元加賀町
読み方:ふかがわもとかがちょう Fukagawa-Moto-Kagachō
区分:町丁
起立:1703(元禄16)年
廃止:1932(昭和7)年
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「深川」
現町名:江東区三好三・四丁目、白河三・四丁目
概要:築地町24ヶ町の1つ。切絵図によると、小名木川の南で、南は木場に接していた。江戸初期には加賀金沢藩前田氏下屋敷があり、南は海に面していた。上地後は「元加賀新田」と称されていた。1701(元禄14)年、西河岸町の桜井屋治郎右衛門により開発され、1703(元禄16)年に新田名を採って「深川元加賀町」と名付けられた。1713(正徳3)年、町奉行支配となる。小名木川に至る一帯を「藪の内」と俗称した(備考)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1871(明治4)年、付近の武家地、亀戸出村及び八右衛門新田の飛地、黄檗宗福聚山泰耀寺の寺地を合併。1872(明治5)年の戸数55・人口214(府志料)。物産に漉返紙、鹿角根付があった(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府深川区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市深川区に所属。
1932(昭和7)年、帝都復興計画の一環により、三好町、白河町三・四丁目に編入となり消滅。現行の三好三・四丁目、白河三・四丁目のうち。現在では江東区立元加賀公園、江東区立元加賀小学校にその名が残る。
撮影場所:深川元加賀町
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