【南葛飾】亀戸不動町
町名:亀戸不動町
読み方:かめいどふどうちょう Kameido-Fudōchō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1877(明治10)年
冠称:「亀戸」
現町名:江東区亀戸三丁目
概要:前身は亀戸不動院門前。亀戸村の新義真言宗明王山東覚寺不動院境内の地で門前町。61坪の門前町家があった。1745(延享2)年、寺社奉行支配から町奉行支配となる。化政期(1804~1830年)の家数7軒(町方書上)。
前身の不動院門前として、慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、「亀戸不動町」と改称。同年の戸数2・人口9(府志料)。1877(明治10)年、本所亀戸町に編入となり消滅。現行の亀戸三丁目のうち。
※「亀戸不動」と呼ばれていたのは東覚寺ではあるが、『大江戸今昔めぐり』では東覚寺には門前町は無く、『本所繪圖 : 嘉永新鐫』でも『大江戸今昔めぐり』でも界隈の寺院で門前があるのは普門院に隣接する不動院の前だけである。
撮影場所:亀戸不動町
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