【芝②】芝富山町
町名:芝富山町
読み方:しばとみやまちょう Shiba-Tomiyamachō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1869(明治2)年
冠称:「芝」
後身:西久保広町
現町名:港区虎ノ門三丁目23、25番
概要:起立年代、由来ともに不明。もとは増上寺涅槃門前の門前町で一・二丁目があった。1713(正徳3)年、二丁目は火除地となり召し上げられ、神田に代地を与えられ神田富山町一・二丁目となる。残地も1721(享保6)年に召し上げられ、西久保広小路に代地を与えられ、引き続き「芝富山町」と称した。1827(文政10)年の総家数52軒、うち家主8・地借9・店借35毎月、人足・掃除役として銭1貫325文ずつ増上寺へ差し出した。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、他の門前町と合併し、西久保広町に編入となり消滅。現行の虎ノ門三丁目23、25番のうち。
撮影場所:芝富山町
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