【芝②】北新網町

町名:北新網町

読み方:きたしんあみちょう Kita-Shinamichō

区分:俗称若しくは町丁

起立:江戸期

廃止:江戸期

冠称:なし

現町名:港区浜松町二丁目

概要:芝新網町のうちの俗称。『沿革図書』では町の中央に入り堀があり、その北側を「北新網町」、南側を「南新網町」と記す。そのため、はじめは公称であった可能性もある。なお、町内には新網入堀を境に「南側」、「北側」の俗称があった。明治期以降には「芝新網町南」、「芝新網町北」、或いは「芝新網町南側」、「芝新網町北側」と呼ばれた。さらに「芝新網北町」、「芝新網南町」という呼び名もあったようだ。しかし「芝新網町北」「芝新網町南」という「側」なしの町名が公称となった(画報、港区役所本籍記載)。詳細は芝新網町を参照のこと。『江戸切繪圖 : 俚俗 : 飯倉・増上寺・金杉橋迄』の新網入堀の北河岸には「○汐留地北側」とある。

撮影場所:北新網町

撮影地:港区浜松町二丁目3番23号(福田ビル 炭火焼干物食堂越後屋権兵衛)

日々町 芝新網北町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。