【芝②】芝金杉通
町名:芝金杉通 一~四丁目
読み方:しばかなすぎどおり Shiba-Kanasugi-Dori
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1869(明治2)年
冠称:「芝」
後身:芝金杉一~四丁目
現町名:港区芝一丁目
概要:金杉町11ヶ町の1つ。金杉橋南側に位置し、町内を南北に東海道が通る。1662(寛文2)年、他の10ヶ町とともに町奉行支配となる。漁民が居住するため、早くから「御菜御肴献上」の役を勤め、年代不明だが「何国之浦々之罷越漁業仕候而茂差障為無之」として代官伊奈半十郎より小幟、焼印札を与えられた(備考)。化政期(1804~1830年)の家数470軒、うち家持48・家守54・地借32・店借410(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、芝金杉一~四丁目に編入となり消滅。
『角川日本地名大辞典』には「元禄19年には『何国之浦々之罷越漁業仕候而茂差障為無之』として代官伊奈半十郎より小幟・焼印札を与えられた」とあるが、元禄は17年までである。
撮影場所:芝金杉通一丁目
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