【麻布②】麻布今井谷町

町名:麻布今井谷町

読み方:あざぶいまいてらまち Azabu-Imai-Teramachi

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1869(明治2)年

冠称:「麻布」

後身:麻布谷町

現町名:港区六本木二丁目1番16~21号辺り

概要:もとは今井町のうち。1630(寛永7)年から法雲寺の御年貢寺地であったが、享保年間(1716~1735年)に同寺が麻布桜田町へ移転し、跡地は2名の私有地となった。1734(享保19)年に願い出によって町家作りを許され、町奉行支配となる。町名は「今井」という地域で麻布谷町に続いていたためという。1827(文政10)年の総家数23軒、うち家持1・店借22(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、隣接の麻布谷町に編入となり消滅。現行の六本木二丁目1番16~21号辺り。

撮影場所:麻布今井谷町

撮影地:港区六本木二丁目1番16号(キーワード)

今井寺町元町 麻布東今井町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。