【牛込②】市ヶ谷元土取場町

町名:市ヶ谷元土取場町

読み方:いちがやもとつちとりばちょう Ichigaya-Moto-Tsuchitoribachō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1872(明治5)年

冠称:「市ヶ谷」

後身:市ヶ谷加賀町二丁目

現町名:新宿区市谷加賀町二丁目

概要:「元土取場」、「市ヶ谷土取場町」ともいった。古くは豊島郡野方領市谷村に属した。尾張名古屋藩徳川氏上屋敷の普請の際、当地から工事用土砂を採取したのに由来する。1745(延享2)年、町奉行支配となる(備考)。町西部に松平大隅守の同心がいたため、俗称を「大隅町」といった。1828(文政11)年の家数46軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、俗に「加賀屋敷跡」と称した武家地、近隣の武家地と合併して、市ヶ谷加賀町二丁目に編入となり消滅。

撮影場所:市谷元土取場町

撮影地:新宿区市谷加賀町二丁目1番16号(DIS市谷スポーツクラブ)

佐内坂上寺町 市ヶ谷土取場町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。