【牛込②】市ヶ谷自證院門前町
町名:市ヶ谷自證院門前町
読み方:いちがやじしょういんもんぜんちょう Ichigaya-Jishōin-Monzenchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1869(明治2)年
冠称:「市ヶ谷」
後身:市ヶ谷冨久町
現町名:新宿区富久町
概要:『牛込市谷大久保繪圖』には「町」が付いている。自證院は「鎮護山円融寺」と号し、天台宗寛永寺の末寺で「コブ寺」とも呼ばれた。はじめ「日蓮宗法常寺」と称していたが、元文年間(1736~1741年)、天台宗に改宗。門前町は1734(享保19)年に許され、1745(延享2)年に町奉行支配となる(備考・寺社書上)。化政期(1804~1830年)の家数24軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、市ヶ谷冨久町に編入となり消滅。
撮影場所:市ヶ谷自證院門前町
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