【浅草②】浅草金龍寺門前町
町名:浅草金龍寺門前町
読み方:あさくさきんりゅうじもんぜんちょう Asakusa-Kinryūji-Monzenchō
区分:町丁
起立:1748(寛延元)年
廃止:1869(明治2)年
冠称:「浅草」
後身:浅草高原町
現町名:台東区寿二丁目
概要:『東都淺草繪圖』にはある。『角川日本地名大辞典』では「町」が付いていない。金龍寺は「白雲山」と号し、臨済宗京都妙心寺の末寺で、1611(慶長16)年に八丁堀に2,449坪を拝領して創建。1635(寛永12)年旧地を収公され、沼地を埋め立てた当地に2,449坪の代地を給されて移転。間口62間・奥行39間半。門前町屋は1748(寛延元)年に開設を許され、寺の東隣で、東西は北が7間半・南が14間・南北は47間(備考)。文政年間(1818~1831年)の家数33軒(寺社書上)。手打蕎麦の花月堂があった(酒飯手引草)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、浅草高原町に編入となり消滅。現行の寿二丁目のうち。
※『角川日本地名大辞典』では「明治2年浅草森下町の一部となった」とあるが間違い。
撮影場所:浅草金龍寺門前町
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