【浅草①036】浅草寿町

町番号:浅草①036

町名:浅草寿町

読み方:あさくさことぶきちょう Asakusa-Kotobukichō

区分:町丁

起立:1870(明治3)年12月

廃止:存続 「寿」として

冠称:1911(明治44)年5月1日から1947(昭和22)年3月14日までを除く期間と1964(昭和39)年9月30日まで「浅草」

現町名:台東区寿三・四丁目、駒形一丁目

概要:1870(明治3)年12月、現在の寿三丁目北部と四丁目の一部にあった浅草真砂町浅草福川町浅草黒沢町浅草石浜町を合併して起立。町名の由来は「寿」というめでたい字によったものであろうと考えられている。その後、武蔵岩槻藩大岡家2万3千石の上屋敷、近江宮川藩堀田家1万3千石の上屋敷地を合併。1872(明治5)年の戸数498・人口1,680(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。

1934(昭和9)年、浅草黒船町浅草新福富町浅草森下町浅草駒形町浅草三間町浅草田原町一丁目の各一部、浅草高原町の全部を合併し、南から北へ浅草寿町一~三丁目に再編。1943(昭和18)年7月1日、東京都浅草区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都台東区に所属。

1964(昭和39)年10月1日、住居表示の実施により、浅草菊屋橋一・二丁目、浅草三筋町二丁目の各東半分を併せ、寿一~四丁目までに再々編された。

※『角川日本地名大辞典』には「明治3年12月、江戸期の真砂町・黒船町代地・福川町が合併して浅草寿町となる」とあるが間違い。

撮影場所:浅草寿町

撮影地:台東区寿三丁目19番12号(浅草宗吾殿)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。