【浅草①037】浅草森下町
町番号:浅草①037
町名:浅草森下町
読み方:あさくさもりしたちょう Asakusa-Morishitachō
区分:町丁
起立:1869(明治2)年
廃止:1934(昭和9)年
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「浅草」
現町名:台東区寿一・二丁目
概要:1869(明治2)年、浅草金龍寺門前、浅草桃林寺門前(浅草桃林寺門前町)が合併して起立。町名の由来は、近くにあった近江宮川藩堀田氏下屋敷内に森があって、屋敷の周辺を俗に「森下」といっていたことによる(実際、堀田氏下屋敷があったのは現・国際通りの東側の浅草真砂町の南で、後に浅草寿町になったところであるが、現・国際通りの西側の浅草桃林寺門前(浅草桃林寺門前町)の北側が「森下」と呼ばれていた。『東都淺草繪圖』にも「モリ下ト云」とある)。1872(明治5)年、近隣の武家地を併合。同年の戸数106・人口500(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。
1934(昭和9)年、帝都復興計画の一環により、寿町一・二丁目、菊屋橋一丁目、三筋二丁目に編入となり消滅。現行の寿一・二丁目の東半部。
※『角川日本地名大辞典』には「昭和9年寿町2丁目・菊屋橋1丁目・三筋町2丁目となった」とあるが間違い。
撮影場所:浅草森下町
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