【浅草②】浅草桃林寺門前町
町名:浅草桃林寺門前町
読み方:あさくさとうりんじもんぜんちょう Asakusa-Tōrinji-Monzenchō
区分:町丁
起立:1774(安永3)年
廃止:1869(明治2)年
冠称:「浅草」
後身:浅草森下町
現町名:台東区寿一丁目
概要:『東都淺草繪圖』にはある。『角川日本地名大辞典』では「町」が付いていない。
桃林寺は「霊雲山」と号し、臨済宗京都妙心寺の末寺で、1611(慶長16)年に八丁堀に2,115坪を拝領して創建。1635(寛永12)年に沼を埋め立てた当地に代地を給されて移転。坪数は同じで、表間口28間・裏幅36間・奥行69間。門前町屋は1774(安永3)年に開設を許された。寺の北隣の片側町で、東西は南60間・北68間、南北は20間半(備考)。文政年間(1818~1831年)の家数51軒(寺社書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、浅草森下町に編入となり消滅。現行の寿一丁目のうち。
撮影場所:浅草桃林寺門前町
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