【本所②】北本所荒井町
町名:北本所荒井町
読み方:きたほんじょあらいちょう Kita-Honjo-Araichō
区分:町丁
起立:寛文年間(1661~1673年)
廃止:1879(明治12)年
冠称:「北本所」
後身:本所荒井町
現町名:墨田区本所一・二丁目、東駒形二丁目
概要:北本所村のうちに寛文年間(1661~1673年)に起立された町屋。1697(元禄10)年より売買譲渡が許可された。町名は町内の「晒井」と称される井戸が新しく掘られた際、近辺を「新井町」と称し、のち「荒井町」と記すようになった(備考)。町内に晒(さらし)場長屋と呼ばれた長屋があった。化政期(1804~1830年)の家数89軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、近隣の武家地を合併。同年の戸数127・人口445(府志料)。1878(明治11)年11月2日、東京府本所区に所属。1879(明治12)年、南本所荒井町と合併し、本所荒井町となり消滅。現行の本所一・二丁目、東駒形二丁目のうち。
撮影場所:北本所荒井町
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