【四谷 横町(横丁)】鬼横丁

横町(横丁)名:鬼横町

読み方:おによこちょう Oni-yokochō

区分:横町(横丁)

成立:江戸期

廃止:不明

現町名:新宿区左門町

概要:『江戸切繪圖 : 俚俗 : 四谷御門外・伝馬町辺』に「○鬼横丁」と、『江戸東京重ね地図』に「鬼横町」とある。『四谷怪談』由縁の横。由来は「お岩が、此処を過ぎし時、夜叉の如きありさまなりしに因る」(画報)とあり、『四谷怪談』のお岩さんが夜叉のような形相で通ったという噂話に端を発している。お岩は左門殿横町に住む御先手同心の田宮又右衛門の娘である。そのお岩が疱瘡によって片目を失明してしまう。浪人の伊左衛門を婿にとったが、伊左衛門はお岩を追い出して、おことと一緒になった。それを知ったお岩が鬼の形相で駆け廻り、当地辺りで姿を消した…という。フィクションでも酷い話だ。 

「お岩いなりは、左門町四十九番地に在りしが、明治十三年京橋区越前堀一丁目四番地(現在の中央区新川一丁目)に移転し、田宮神社と称す。今其の旧跡に明治以後其の門前即ち東側に祀りし同名の小社を移しぬ」(画報)。

撮影場所:鬼横町

撮影地:新宿区左門町11番6号(パトリシア信濃町テラス)

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