【京橋 河岸】解屋河岸

河岸名:解屋河岸

読み方:ときやがし Tokiya-gashi

区分:河岸

成立:江戸期

廃止:不明

現町名:中央区新川二丁目

概要:亀島川の河岸。「ときやがし」と読む。『江戸切繪圖 : 俚俗 : 八丁堀・霊岸島・箱崎』の川口町冨島町二丁目の間の道に「●解屋河岸ト云」とある。船大工が多く住み、「解屋河岸」と俗称された(江戸図解集覧)。「解屋」とは、船具を解くことをいう。

『字集覧』には「解屋河岸。京橋川口町」とある。元禄(1688~1704年)~文政(1818~1831年)年間の『府内沿革図書』に、川口町の北、亀島川沿いに「カシチ」と記されている。『案内』の京橋区川口町の項には「町名は大川口の義に取るという。川は亀島川あり。河岸地を解屋河岸と称せり」とある。

撮影場所:解屋河岸

撮影地:中央区新川二丁目1番1号(にぎにぎ一新川本館)

霊岸河岸 将監河岸

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。