【深川 河岸】中木場河岸

河岸名:中木場河岸

読み方:なかきばがし Naka-Kiba-gashi

区分:河岸

成立:明治期

廃止:不明

現町名:江東区木場三・四丁目

概要:深川の入堀にあった河岸。『明治29年深川区全図』は深川木場町深川茂森町深川扇町の間の入堀の深川茂森町深川扇町側に「中木場河岸」と記載。『画報』の河岸地の項に「中木場河岸。茂森町扇町南地先」とある。この地域は元禄年間(1688~1704年)に海洲を埋め立てて開かれた材木商の問屋場で縦横に入堀を通して木材置場を設けたが、現今はその多くが埋め立てられた。現行の江東区木場三・四丁目。江東区立木場親水公園の三ツ目通りに抜ける部分の北岸。東京都立木場公園が出来るまでは大横川との交流地点までが当河岸だった。

※『角川日本地名大辞典』には「現行の江東区木場4丁目のうち」とあるが間違い。

撮影場所:中木場河岸

撮影地:江東区木場三丁目17番(江東区立木場親水公園 じゃぶじゃぶ池北岸 月極有料駐車場)

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。