【深川②】油掛甼屋

町名:油掛甼屋

読み方:あぶらかけまちや Aburakake-Machiya

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:不明

冠称:なし

後身:深川扇橋町

現町名:江東区扇橋一丁目

概要:『本所深川繪圖』では、西に松平能登守屋敷、東に齊藤喜兵エ預リと阿部播磨守とある間の道の西側が灰色塗りされており、「油掛甼屋」とある。『大江戸今昔めぐり』で見ると、西に松平能登守乗喬屋敷、東に阿部播磨守正耆屋敷の間の道の両側が灰色塗りされている。『南本所横川ヨリ御材木蔵迄 : 天保一一年八月ノ形』では「八右衛門新田百姓町屋」とある。道は明治後期の地図(『東京市深川區全圖 : 明治四十年一月調査』等)では確認できるが、現存しない。

※桃屋扇橋団地の前から小名木川南岸までの町屋であったが、桃屋扇橋団地の奥はマンション建設中のため、現在は撮影できない。

撮影場所:油掛甼屋

撮影地:江東区扇橋一丁目21番8号(桃屋扇橋団地)

深川富岡町 五本松町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。