【小石川 新道】江戸川端大曲り新道
新道名:江戸川端大曲り新道
読み方:えどがわばたおおまがりじんみち Edogawabata-Ōmagari-jimmichi
区分:新道
起立:江戸期
廃止:不明
現町名:文京区後楽二丁目
概要:小石川江戸川町を通る新道。道の東側は小石川諏訪町だが、1872(明治5)年8月の小石川江戸川町起立の際、道路部分は全て小石川江戸川町に属した。
江戸期、小石川江戸川町付近は「江戸川端」と呼ばれていた武家地で、町屋は存在しなかった。現・白鳥橋東詰辺りから諏訪神社に行くのには、この通りを使うのが近道であった。
なお、文京区の設置する『旧町名案内』の“旧江戸川町”は『東京府誌』を参考にしているようで、「江戸時代は武家地で、江戸川端、大曲り新道といっていたのを、明治5年(1872)、これらを併せて小石川江戸川町とした」と「江戸川端」と「大曲り新道」を分けているが、『角川日本地名大辞典』では「江戸川端の武家地に江戸川端大曲り新道を合併」と一繋がりである。1872(明治5)年8月の小石川江戸川町起立までの域内には、武家地と川沿いの道、そしてこの道しかなかったのであるから、「江戸川端大曲り新道」で1つであると考える方が正しいと思われる。詳細は小石川江戸川町を参照のこと。
※この道の起点が不明なので、下に白鳥橋東詰から後楽二丁目23番北東隅までの画像もアップしている。
撮影場所:江戸川端大曲り新道
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