【荏原】北品川稲荷門前町
町名:北品川稲荷門前町
読み方:きたしながわいなりもんぜんちょう Kita-Shinagawa-Monzenchō
区分:小名→小字
起立:江戸期
廃止:1872(明治5)年
冠称:「北品川」
現町名:品川区北品川二丁目
概要:『江戸明治東京重ね地図』では「町」が付いているので採用。公称は「北品川稲荷門前」。北品川の鎮守稲荷社(現・品川神社)の門前町。寛永年間(1624~1645年)より百姓商家が建っていたという。1745(延享2)年、町奉行支配となる(備考)。化政期(1804~1830年)の家数64軒(町方書上)。北品川正徳寺門前と同じくこの辺り一帯を俚俗では「北馬場町」と唱した。
慶応4年(明治元年)6月19日(1868年8月7日)又は慶応4年(明治元年)6月29日(1868年8月17日)、武蔵知県事管轄地に所属。明治2年1月13日(1869年2月23日)又は明治2年2月9日(1869年3月21日)、品川県荏原郡に所属。明治4年11月14日(1871年12月25日)又は明治4年12月5日(1872年1月14日)、東京府荏原郡に所属。1872(明治5)年、品川町大字北品川宿字馬場に編入となり消滅(府志料)。
撮影場所:北品川稲荷門前町
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