【神田①017】神田元佐久間町
町番号:神田①017
町名:神田元佐久間町
読み方:かんだもとさくまちょう Kanda-Moto-Sakumachō
区分:町丁
起立:1869(明治2)年若しくは1870(明治3)年
廃止:1964(昭和39)年11月30日
冠称:1911(明治44)年5月1日~1947(昭和22)年3月14日を除き「神田」
現町名:千代田区外神田五丁目2、5番
概要:江戸期は神田柳屋敷を播磨安志藩小笠原氏の上屋敷(豊前小倉藩小笠原家の中屋敷とも)であった。1869(明治2)年12月、神田相生町から発生した火事は現在の外神田を焼き尽くした。1870(明治3)年、政府は神田佐久間町一丁目内にあった神田柳屋敷等に火除地を設置し、そこの住民を代地として小笠原家屋敷跡に移転させ、神田元佐久間町が起立。その際、神田佐久間町と区別するため「元」が付けられた。1872(明治5)年の戸数64・人口260(府志料)。物産に今戸焼人形があった(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都神田区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都千代田区に所属。
1964(昭和39)年12月1日、住居表示の実施により、外神田五丁目に編入となり消滅。
撮影場所:神田元佐久間町
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