【神田①027】神田山本町

町番号:神田①027

町名:神田山本町

読み方:かんだやまもとちょう Kanda-Yamamotochō

区分:町丁

起立:1729(享保14)年

廃止:1964(昭和39)年11月30日

冠称:1911(明治44)年5月1日~1947(昭和22)年3月14日を除き「神田」

現町名:千代田区外神田四丁目14番南部以外

概要:1729(享保14)年、芝新馬場同朋町が和泉橋外の火除地内に移されて「神田山本町」と改称。町名は名主の山本源右衛門と拝領屋敷を持っていた庭師山本道句の2人の姓に因む(備考)。1793(寛政5)年の火災後に収公され、下谷御成道の東側裏通の武家地跡に5ヶ所と西側の下野黒羽藩大関氏屋敷跡1ヶ所に代地が与えられ、「神田山本町代地」といった(備考)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、西側の代地は神田末広町となり、東側の代地は神田御弓師屋敷(八幡長庭)を合併。1872(明治5)年の戸数133・人口564(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都神田区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都千代田区に所属。

1964(昭和39)年12月1日、住居表示の実施により、外神田四丁目に編入となり消滅。

撮影場所:神田山本町

撮影地:千代田区外神田四丁目14番1号(秋葉原UDX)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。