【神田①052】橋本町

町番号:神田①052

町名:橋本町 一~三丁目

読み方:はしもとちょう Hashimotochō

区分:町丁

起立:天和年間(1681~1683年)

廃止:1934(昭和9)年

冠称:なし

現町名:千代田区東神田一丁目2~4、13・14番と1番北以外、12番南側、二丁目

概要:江戸期は一~四丁目があった。明暦の大火後、既成山光明院願行寺、日照山専求院法禅寺、当知山重願院本誓寺等の寺院が駒込や深川に移転した跡地に開かれた町で、町名は正保年間(1645~1648年)頃にこの地を拝領した博労役橋本源七の姓に因む。四丁目に願人長屋があり、東叡山支配の願人坊主がいた。また四丁目と馬喰町二丁目の間を付木店(つけぎだな)といった。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、三丁目は「江川町」と改称し、四丁目を三丁目とし、一~三丁目に改める。同年の戸数557・人口3,054、物産は革煙草入、煙管、象牙根付緒締、筆、鼈甲細工等(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。

1934(昭和9)年、帝都復興計画の一環により、東神田一・二丁目に編入となり消滅。

撮影場所:橋本町二丁目

撮影地:千代田区東神田一丁目14番10号(古島ビル)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。