【神田①086】皆川町

町番号:神田①086

町名:皆川町

読み方:みながわちょう Minagawachō

区分:町丁

起立:元禄年間(1688~1704年)又は宝永年間(1704~1711年)頃

廃止:1934(昭和9)年12月31日

冠称:なし

現町名:千代田区内神田一丁目9番、18番南半分、二丁目4、7番西側と10~12番

概要:元禄年間(1688~1704年)又は宝永年間(1704~1711年)頃、武家地跡に起立。江戸期には一~三丁目があった。町名の起こりは江戸初期に下野皆川城主・皆川山城守広照の屋敷であったためというが未詳(東京地理志料)。鎌倉河岸北側、三河町二丁目の東側にあった。1697(元禄10)年当時、堀田相模守の屋敷であったが、用達商人に与えられ市店が開かれた(沿革図書)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、一~三丁目を合併。1872(明治5)年の戸数 159・人口602(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。

1935(昭和10)年1月1日、帝都復興計画の一環により、司町一丁目に編入となり消滅。

なお、撮影地は『大江戸今昔めぐり』では三河町二丁目となっている。

撮影場所:皆川町

撮影地:千代田区内神田一丁目9番13号(柿沼ビル セブン-イレブン内神田1丁目店)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。