【神田①088】神田蝋燭町
町番号:神田①088
町名:神田蝋燭町
読み方:かんだろうそくちょう Kanda-Rōsokuchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1934(昭和9)年12月31日
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「神田」
現町名:千代田区内神田二丁目15・16番と一丁目18番北半分
概要:鎌倉河岸の北、三河町二・三丁目の東に隣接する町で、寛永・明暦江戸図では「ろうそく丁 幸若」とあり、当時は幸若太夫の拝領町屋であったらしい。町名は蝋燭製造者が住んだことに因む(画報)。この町の木戸は番人が通行人に乱暴したため、「羅生門」と呼ばれて恐れられた(大江戸志)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、神田関口町・神田横大工町の南部、神田新銀町の一部、神田新革屋町を合併し、北部は神田関口町に編入。1872(明治5)年の戸数 139・人口530(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。
1935(昭和10)年1月1日、帝都復興計画の一環により、旭町・司町一丁目のそれぞれに編入となり消滅。
撮影場所:神田蝋燭町
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