【神田①104】柳原河岸

町番号:神田①104

町名:柳原河岸

読み方:やなぎわらがし Yanagiwara-Gashi

区分:河岸→河岸(町丁扱い)

起立:江戸期

廃止:1933(昭和8)年

冠称:なし

現町名:千代田区神田須田町二丁目23、25番、神田岩本町15番地、岩本町三丁目11番、東神田三丁目3、8番、中央区日本橋馬喰町二丁目7番

概要:神田川 万世橋~浅草橋間右岸の河岸。地名の由来は享保年間(1716~1736年)、神田川の堤に柳を植えたことによる。「柳原河岸通り」とも称されていた。正式な起立は恐らく東京市が市制施行された1889(明治22)年5月1日。同日東京市神田区に所属。非常に横長で区を跨ぐ。神田川は途中、龍閑川(岩井川)と分派。柳原通りに柳原橋が架かっていた。

1933(昭和8)年、帝都復興計画の一環により、須田町一・二丁目他のそれぞれに編入となり消滅。

撮影場所:柳原河岸

撮影地:千代田区神田須田町二丁目25番地1(柳森神社)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。