【神田①*110】練塀町

町番号:神田①*110

町名:練塀町

読み方:ねりべいちょう Neribeichō

区分:町丁

起立:1943(昭和18)年

廃止:存続

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「下谷」、1947(昭和22)年3月15日から「神田」

現町名:千代田区外神田四丁目、神田練塀町

概要:「元禄年間マテ溝口信濃守ノ邸アリテ外囲練塀ナリシ故に里俗練塀小路ト唱エシヲ明治五年町名トス」(府志料)とあるが、通称名の由来については「南の隅河野某が屋敷に目立ちたる練塀ありし故呼名とす」(備考)という異説もある。

1872(明治5)年、下谷練塀町として、下谷練塀小路両側の武家地跡に成立。同年の戸数75・人口375(府志料)。講談や芝居でお馴染みの河内山宗春(歌舞伎では宗俊)が住んでいたといわれる。

1878(明治11)年11月2日、東京府下谷区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市下谷区に所属。1943(昭和18)年7月1日、南半分が神田区に編入され、東京都神田区練塀町となる。1947(昭和22)年3月15日、東京都千代田区に所属。その際に冠称を付し、「神田練塀町」となる。

1964(昭和39)年12月1日、住居表示の実施により、一部が現行の外神田四丁目となるが、残余は住居表示未実施のまま現在に至る。

下谷練塀町も参照のこと。

撮影場所:練塀町

撮影地:千代田区神田練塀町3番地(富士ソフト秋葉原オフィス)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。