【日本橋①011】瀬戸物町
町番号:日本橋①011
町名:瀬戸物町
読み方:せとものちょう Setomonochō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1932(昭和7)年
冠称:なし
現町名:中央区日本橋室町一・二丁目、日本橋本町一・二丁目
概要:江戸期は伊勢町と室町に挟まれた商業街。町名は水野兵九郎、大原某等の大小の瀬戸物商が多数集住していたのに因む。また、水菓子屋が多く(続砂子)、線香、乾物等の問屋もあった(買物独案内)。町の北側にあった西堀留川(明治初年に埋め立てられた)には、雲母橋(きららばし/きらずばし)が架かっていた。南側の本小田原町との間を「板新道」といった。町内には福徳神社があり、社伝には江戸開府以前にあったという「福徳村」の名を伝えている。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数147・人口701(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。
1932(昭和7)年、帝都復興計画の一環により、町を東西に分け、本町一・二丁目と室町一・二丁目に編入となり消滅。現行の日本橋室町一・二丁目・日本橋本町一・二丁目のうち。
撮影場所:瀬戸物町
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