【日本橋①013】北鞘町
町番号:日本橋①013
町名:北鞘町
読み方:きたさやちょう Kita-Sayachō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1932(昭和7)年
冠称:なし
現町名:中央区日本橋本石町一丁目
概要:日本橋川 一石橋(いちこくばし)の北側。西は外堀、南は日本橋川に面し、外堀には西河岸橋が架かっていた。現在の東洋経済新聞社及び三菱UFJ銀行日本橋支店の辺り。昔、刀の鞘を作る者が多く居住したことにより命名。寛永江戸図には「さや丁」、寛文江戸図では、京橋の南鞘町と区別するために「北」の字が加えられている。水鳥問屋東国屋伊兵衛がいた(当世武野俗説)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数69・人口338(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。
1932(昭和7)年、帝都復興計画の一環により、本石町一丁目に編入となり消滅。現行の日本橋本石町一丁目のうち。
撮影場所:北鞘町
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