【日本橋①033】数寄屋町

町番号:日本橋①033

町名:数寄屋町

読み方:すきやちょう Sukiyachō

区分:町丁

起立:1698(元禄11)年

廃止:1928(昭和3)年

冠称:なし

現町名:中央区八重洲一丁目、日本橋二丁目

概要:明暦の大火後、長い間火除地代わりの広小路であった。1698(元禄11)年、それまで数寄屋橋付近にあった数寄屋町(現行の銀座五丁目のうち)が幕府の用地として収公された際、この広小路が代地として与えられ、新たな数寄屋町となった。町の西には御用達商人三島家の三島屋敷、御用医師太田道寿の道寿屋敷があった。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、両屋敷は当町に編入。1872(明治2)年の戸数208・人口760(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。明治以降、この町は芸者街の代名詞ともなった。

1928(昭和3)年、帝都復興計画の一環により、二丁目、呉服橋二丁目に編入となり消滅。現行の八重洲一丁目と日本橋二丁目のうち。

撮影場所:数寄屋町

撮影地:中央区八重洲一丁目5番9号(八重洲アメレックスビル ファミリーマート八重洲一丁目店)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。