【日本橋①046】大伝馬塩町
町番号:日本橋①046
町名:大伝馬塩町
読み方:おおでんましおちょう Ōdemma-Shiochō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1932(昭和7)年
冠称:なし
現町名:中央区日本橋本町四丁目
概要:1859(安政6)年再板の切絵図によると、北は竜閑川、南は鉄砲町に隣接していた。元は大伝馬町に属す。町名は塩問屋が多かったことに因む。寛永江戸図には「しり縄町」とあるが、当町の者が隣接の小伝馬町牢屋敷の人夫を務めたことによる(画報)。他に「しん縄町」とも呼ばれた。また、馬に野菜を積んでくる近郷の者が塩を積んで帰ったので「岡附塩町」の俗称があった(備考)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数163・人口531(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。
1932(昭和7)年、帝都復興計画の一環により、本町四丁目に編入となり消滅。現行の日本橋本町四丁目のうち、昭和通りの東側。
撮影場所:大伝馬塩町
0コメント