【日本橋①047】小伝馬町
町番号:日本橋047
町名:小伝馬町 一~三丁目
読み方:こでんまちょう Kodemmachō
区分:町丁
起立:1606(慶長11)年
廃止:存続
冠称:1947(昭和22)年3月15日から「日本橋」
現町名:中央区日本橋小伝馬町
概要:江戸期以前は奥州街道の宿村で「六本木」と称したといわれる(備考)。1606(慶長11)年、曲輪内から当地に移転、町名は名主宮辺又四郎が伝馬役を命ぜられたことに因む。江戸期の町域は現行の日本橋小伝馬町のうち、JR総武快速線を挟んで西から一~三丁目があった。町内は建具職や長持、挾箱等、婚礼道具の職人、商人が多く居住する他、三丁目には菓子屋・薬屋等も多かった(買物独案内)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数409・人口1,525(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。明治期にも簞笥・屏風等を扱う商人が多かったという(画報)。
1932(昭和7)年、帝都復興計画の一環により、大伝馬町二丁目、小伝馬上町の各一部を小伝馬町一丁目に、小伝馬上町、通旅籠町の各一部を二丁目に、亀井町を三丁目に編入。1943(昭和18)年7月1日、東京都日本橋区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都中央区に所属。
1980(昭和55)年1月1日、住居表示の実施により、丁目を廃した。
※『角川日本地名大辞典』には「京橋区に所属」とあるが誤り。
撮影場所:小伝馬町
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