【小石川①036】小石川大原町

町番号:小石川①036

町名:小石川大原町

読み方:こいしかわおおはらちょう Koishikawa-Ōharachō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1966(昭和41)年12月31日

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「小石川」

現町名:文京区千石三・四丁目

概要:古くは小石川村百姓地であったが、1745(延享2)年に町奉行支配となる。町名は野原に町屋を起立したためと思われる(備考)。巣鴨仲町小石川七軒町とともに一橋家下屋敷を囲むように位置していた。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年7月、付近の武家地を合併。同年の戸数34・人口146(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府小石川区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市小石川区に所属。1891(明治24)年3月、もと小石川村飛地字原、六蔵の一部を合併。当町は江戸期には寄席や料理店等があって大いに賑わったが、明治以降、町並の変遷とともに衰微していった(画報)。1943(昭和18)年7月1日、東京都小石川区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都文京区に所属。

1967(昭和42)年1月1日、住居表示の実施により、千石三・四丁目に編入となり消滅。

撮影場所:小石川大原町

撮影地:文京区千石三丁目41番18号(マルエツプチ千石店)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。