【小石川①045】小日向第六天町

町番号:小石川①045

町名:小日向第六天町

読み方:こびなただいろくてんまち Kobinata-Dairokutemmachi

区分:町丁

起立:1872(明治5)年5月

廃止:1966(昭和41)年3月31日

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「小日向」

現町名:文京区小日向一、四丁目、春日二丁目

概要:もとは豊島郡小日向村のうち。承応年間(1652~1654年)には既に百姓町屋があった。1713(正徳3)年に町奉行支配となり、以後町奉行・代官両支配となる。町名は土手上に龍門寺持ちの第六天社があったことによる(備考)。南は神田上水に面していた。

前身の小日向第六天前町として、慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、小石川称名寺門前、相模荻野山中藩大久保氏下屋敷、先手組屋敷等の武家地を合併。1872(明治5)年5月、「小日向第六天町」と改称。同年の戸数47・人口183(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府小石川区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市小石川区に所属。荒木坂、新坂等があり、明治30年代の町内には公爵徳川慶喜邸があった。1943(昭和18)年7月1日、東京都小石川区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都文京区に所属。

住居表示の実施により、1964(昭和39)年8月1日に春日二丁目に、残余は1966(昭和41)年4月1日に小日向一、四丁目に編入となり消滅。

撮影場所:小日向第六天町

撮影地:文京区春日二丁目8番9号(国際仏教学大学院大学)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。