【芝②】芝青松寺門前町
町名:芝青松寺門前町
読み方:しばせいしょうじもんぜんちょう Shiba-Seishōji-Monzenchō
区分:町丁
起立:文明年間(1469〜1486年)
廃止:1869(明治2)年
冠称:「芝」
後身:西久保広町
現町名:港区虎ノ門三丁目20番3~17号、21番5~9号
概要:曹洞宗万年山青松寺は1476(文明8)年、大田資長開基、開山雲岡。はじめは貝塚(千代田区)にあり、1600(慶長5)年に当地に移転。江戸時代曹洞宗江戸3か寺の1つであった。大寺門前の家持10人は青松寺開山の家来で、文明年中(1469〜1486年)から境内に居住した。1591(天正19)年、朱印拝領のとき、寺領の百姓とした。慶長年中(1596〜1615年)、当地に移転したときは桜川通に住み、寛文年中(1661〜1672年)に火災で焼失し、青松寺境内の西の角、切通しに面したところに移転した。1827(文政10)年の総家数は49軒、うち家持6・家主4・地借7・店借32(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、西久保広町に編入となり消滅。現行の虎ノ門三丁目20番3~17号と21番5~9号にあたる。
撮影場所:芝青松寺門前町
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