【芝②】増上寺南新門前町
町名:増上寺南新門前町 一・二丁目
読み方:ぞうじょうじみなみしんもんぜんちょう Zōjōji-Minami-Shin-Monzenchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1806(文化3)年4月
冠称:「増上寺」
後身:火除地
現町名:港区芝二丁目
概要:1698(元禄11)年、増上寺32代貞誉大僧正が芝新堀端に明地1万240坪を拝領、のち町家作となり増上寺南のため、「増上寺南新門前町」と称す(『芝金杉より麻布白金御殿跡辺絵図:寛保延享之頃』にある)。「芝南新門前町」ともいった。
1806(文化3)年3月、芝車町の出火で類焼(文化の大火)、全域火除地となり、同年4月、新堀川(古川)の中ノ橋~一ノ橋間に代地を受けた。一丁目は新堀川北岸、現在の東麻布二丁目34・35番の一部と同川対岸、現在の三田一丁目2番の一部の2ヶ所に代地を受け、「芝南新門前一丁目代地」と称し、二丁目は新堀川南岸、一丁目代地の西続き、現在の三田一丁目1・2番の一部に代地を受け、「芝南新門前二丁目代地」と称す(備考、町方書上)。詳細は移転後の芝新門前町を参照のこと。
撮影場所:増上寺南新門前町
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