【赤坂②】小袋町
参考:築地三軒家
概要:江戸期の赤坂一ツ木町飛地の俗称地名。赤坂中ノ町より西にあたる。ここに一ツ木町の飛地で里俗に「三軒屋」という町があるので起こった名であろう。1695(元禄8)年中頃まで3軒の百姓町屋が商いをしていたので、「三軒屋」と言い慣わしていた(備考)。現行の赤坂六丁目19番の北の部分辺り。
以上、『角川日本地名大辞典』にはこうある。なお、見出しでは「築地三軒家」となっているが、本文中は「三軒屋」を使用していてどちらが正しいものかは不明。ちなみに『今井谷六本木赤坂繪圖』には「三軒屋」とある。また、『江戸切繪圖 : 俚俗 : 赤坂田町・新町辺』に「○三軒家」とあるが、現行の赤坂六丁目19番の北の部分辺りではなく、全くの別物か。
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