【赤坂②】赤坂裏伝馬町
町名:赤坂裏伝馬町 一・二丁目
読み方:あかさかうらてんまちょう Akasaka-Ura-Temmachō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1872(明治5)年
冠称:「赤坂」
後身:赤坂裏一~三丁目
現町名:港区元赤坂一・二丁目
概要:嘗ては豊島郡赤坂庄一ツ木村のうちと伝える(備考)。1635(寛永12)年、赤坂御門の普請の際に土置場となり、1636(寛永13)年に日本橋の南伝馬町の伝馬役3人がこの地を拝領し大縄地となる(『角川日本地名大辞典』では日本橋とあるが、正しくは京橋では?)。このため、元地の南伝馬町に対し、「赤坂新伝馬町(赤坂伝馬町)」と称した。後に赤坂新伝馬町は、表通りに面する地が赤坂表伝馬町一・二丁目、裏通りに面する地が赤坂裏伝馬町一~三丁目となる。一丁目と二丁目の間の通りを「古着店」と俗称(備考)。1827(文政10)年の家数541、うち家持7・家主36・地借69・店借429(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、「赤坂裏一~三丁目」と改称し消滅。現行の元赤坂一・二丁目のうち。
撮影場所:赤坂裏伝馬町三丁目
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