【赤坂①001】元赤坂町
町番号:赤坂①001
町名:元赤坂町
読み方:もとあかさかまち Moto-Akasakamachi
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:存続 「元赤坂」として
冠称:なし
現町名:港区元赤坂二丁目
概要:古くは現在の千代田区永田町辺りに所在した豊島郡赤坂庄下一木村という集落だったが、徳川家康の関東入国後の天正年中(1573~1592年)に町となった。奥州街道沿いの町屋で、出雲松江藩松平氏上屋敷付近にあったが、1637(寛永14)年に江戸城総構建設の一環である赤坂御門(赤坂見附)建設のため、赤坂御門外(現在の元赤坂一丁目)に移転した。町名は赤坂で最も古くより開けた町であることから「元赤坂町」と唱えたと伝えられる(備考)。1828(文政11)年の家数172軒、うち地主5・家守15・地借15・店借131(町方書上)。
1872(明治5)年、江戸期からの元赤坂町は、赤坂裏三丁目(後の赤坂伝馬町三丁目)と合併し(現・元赤坂一丁目)、旧来、紀伊和歌山藩徳川氏屋敷(現・元赤坂二丁目 東宮御所)であった町域を新たに元赤坂町とした。1873(明治6)年5月、皇居の火災により、仮皇居が置かれた。
1878(明治11)年11月2日、東京府赤坂区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市赤坂区に所属。1911(明治44)年5月1日、赤坂裏三丁目(後の赤坂伝馬町三丁目)と赤坂表三・四丁目、四谷区四谷仲町一~三丁目の各一部を編入。1943(昭和18)年7月1日、東京都赤坂区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
1966(昭和41)年7月1日、住居表示の実施により、赤坂表町一丁目の全部と二丁目の一部、赤坂伝馬町一~三丁目の全部が元赤坂一丁目、元赤坂町の全部、赤坂青山権田原町の一部、赤坂青山六軒町の一部が元赤坂二丁目に編入となる。
撮影場所:元赤坂町
002赤坂田町→
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