【赤坂①005】赤坂裏
町番号:赤坂①005
町名:赤坂裏 一~三丁目
読み方:あかさかうら Akasaka-Ura
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1911(明治44)年4月30日
冠称:「赤坂」
現町名:港区元赤坂一丁目1、5~7番、2~4番の一部の各北半、二丁目の一部
概要:1636(寛永13)年、南伝馬町(現在の中央区京橋一~三丁目)の伝馬役3名に対し、徳川家康の関東入国以来、昼夜限らず人馬の御用に励んだ褒美として、赤坂御門外に土地を与えられ、町名を「赤坂新伝馬町」と唱えた。後に裏通りを赤坂裏伝馬町一~三丁目とした。
前身の赤坂裏伝馬町一~三丁目として、慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、町名から「伝馬町」を削り、「赤坂裏一~三丁目」となる。同年の戸数568・人口2,080、物産に籐下駄、木櫛等があった(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府赤坂区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市赤坂区に所属。
1911(明治44)年5月1日、「伝馬町一~三丁目」と改称、一部は元赤坂町(現・元赤坂二丁目)に編入となり消滅。
後身の伝馬町は1943(昭和18)年7月1日、東京都赤坂区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。1966(昭和41)年7月1日、住居表示の実施により、元赤坂一丁目1、5~7番、2~4番の一部の各北半に編入となり消滅。町名は消えたが、由緒ある地名を残したいという地元の思いから、町会名としては現存している。
撮影場所:赤坂裏二丁目
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