【神田②】神田寺町

町名:神田寺町

読み方:かんだてらまち Kanda-Teramachi

区分:俗称

起立:江戸期

廃止:1600年代

冠称:「神田」

現町名:千代田区神田須田町一丁目 

概要:神田寺町は神田寺町筋違の地(現・万世橋付近)というのは有名だが、「筋違の地」とあるからには神田川より南側となる。「筋違外」となると北側ということになるが、師橋辰夫氏による『明暦の大火以前の江戸図に関する一考証 正保江戸図・寛文十年以前江戸市街図』の中に「○きじ橋外に太田備中あり、すじちがい橋外にも太田備中守とある。神田寺町はこれか」とある。「すじちがい橋」は「すじかい橋」のことだろうが、内か外かでは違ってくる。となると、雉子橋の北側の千代田区一ツ橋二丁目辺りもあやしいということになる。なお、神田寺町にあった数々の寺院は、1600年代には谷中等に移転させられ、消滅となった。

歴史学者ではないから何とも言えないが、神田寺町とは雉子橋の北の、現在の千代田区一ツ橋から神田錦町で、神田北寺町は「北」と付くのだから、現在の千代田区岩本町から須田町の一帯をいったのではないかと考える。ただ、そのように書いてある資料がないので、ここでは資料にあるとおり、神田寺町を万世橋付近とした。

撮影場所:神田北寺町

撮影地:千代田区神田須田町一丁目25番地(JR神田万世橋ビル) 

村松町 神田北寺町



江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:寺島村大字寺島字前沼