【本所②】小梅南瓦町

町名:小梅南瓦町

読み方:こうめみなみかわらちょう Koume-Minami-Kawarachō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:不明

冠称:「小梅」

現町名:墨田区向島一丁目

概要:実在したのかは不明だが、『大江戸今昔めぐり』では小梅瓦町の南、源森川沿いにある。源森川、大横川、曳舟川の合流地点。存在していた場合、小梅瓦町に吸収されたか改称しているはずだが、その年代は不明。南本所元瓦町はその北にあった小梅村の一部と合併し、1869(明治2)年に「南本所東町」と改称している。

なお、『北本所大川ヨリ横川辺右石原北割下水迄 : 天保一一年八月ノ形』では、東の南北には小梅瓦町、その西の南北には南本所元瓦町があり、その西には南に野本八左衛門屋敷、北に青柳武三郎屋敷を挟み、その西の南北に小梅瓦町があり、その西に常泉寺が見える。また、『嘉永新鐫本所繪圖』では全域が灰色塗りされ、「小梅瓦町」とあるだけで細かい諸々は書かれていない。

なお、源森川とは、現在「北十間川」と呼ばれている川の最西部分をいい、「源兵衛堀」とも呼ばれていた。1663(寛文3)年、明暦の大火後の本所開発の一環により、源森川は材木輸送、東の北十間川は農業用水のために開鑿された。当初両川は繋がっていたが、隅田川増水時の洪水被害が著しく、1672(寛文12)年に〆切土手が築かれ分断された。1885(明治18)年、住民による誓願で両川は再び接続された。

撮影場所:小梅南瓦町

撮影地:墨田区向島一丁目23番13号(タイムズ向島一丁目バスプール)

南本所瓦町 北本所番場町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:品川歩行新宿